2012年11月29日

ピンクのポンポン★45

 いよいよ明日は30日の金曜…… かなりです。だって、滝子ちゃんニュース、更新なんですから また中間君にも出て欲しい ただ、今年、驚いたことは一年で並に老けてしまったこと…… 何があったの?気分  おまけに、髪を切ったせいか、今の私には、タッキーが20代前半にしか見えないのです
その昔の中村雅俊さんと神田正樹さん状態……
 タッキー同様、お芝居を観ている間にになった中間君に、また会いたいよ〜〜〜
 関西、行けないです。あったら、名古屋か仙台へ行ってました
貧乏人は辛い


❀ 女4人の節約ツアー物語 ❀
 お昼前、妹と二人で自宅を出て、途中、従姉妹を約束場所でピックアップ。いつものことだけど、貧乏旅行は辛い!
 お金は無いけれど、時間なら都合がつけられる! 貧乏な一族に育ったせいか、“我慢”と“忍耐”には慣れていた。今回も、当たり前の様にガソリン代折半で東京へ往復。勿論、高速なんてものは使わない。
 「夏は暑いことが当たり前! 冬は寒いことが当たり前! 文句を言うなら、出て行け!」が、父の口癖だったが、それは叔父も同じだったらしい。
 この兄弟、元々は田舎のボンボン育ちで、2人して東京の私立大学を一応は卒業している。でも、楽しい学生生活を謳歌していたらしい。勿論、未来の自分達がどうなるか?ということもちゃんと想像していたらしい。だから、母も義叔母も若くして嫁いできていた。昔の写真を見ると、私達姉妹や従姉妹達は、小学校入学か、幼稚園の入園までは良い服や着物を着せて貰っているし、祖母や母達のお正月の着物は毎年、帯も含めて新品で、男性陣の愛車は外車だった。

 でも、農地改革で手元に残せていた土地も、バブル崩壊で全てを失った。祖父が、投資や生命保険等のハイリスク&ハイリターン商品に手を出していたのだった。不動産の全てを売却しても足りす、結局は祖父が後援していた国会や県会の議員に力になって貰い、借金の利息だけは低い所への借り換えができた。そうしたら、自分の失敗のケリがついたと勘違いしたのか、祖父がポックリと旅立ってくれた。おかげで生命保険が下りて、借金の半分を片付いたついでに、祖母も父も叔父も相続放棄を選び、やっと借金と縁が切れるも、貧乏とは縁を切ることができなかった。理由は簡単、地元の名家に生まれてしまうと、誰かにガンガン言われることに不慣れな上に、プライドが高い。
 母も義叔母もおっとりとした環境で育っていたので、共に結婚前にコネで入社した信用金庫で働いた経験しかなく、外で働くなんてことが出来ない人達だった。
 そんな訳で、それなりの収入があるだけでありがたいことだと、私は就職してから身に染みたのだった。祖父が昔、学費を援助していた人達が何人か居て、その内の何人かが東京でキャリアを積み、地元で会社を興した。その自営業の人達の中の2人が、一人ずつ、つまり父と叔父を雇ってくれたのだった。勿論、余り役には立たない上に、プライドが高いので、帰宅時間は早い。父は個人病院で事務全般の仕事、叔父は弁護士・会計事務所で総務の仕事をしていた。
 
 そんな訳で、記憶に殆どない裕福な時代よりも、貧乏な生活が当たり前だったせいか、何かが欲しい!という欲求も少なく、皆がお洒落に興味を持ち始める年頃の頃でさえ、出かける時に、母が若い頃に着ていた古着を着せられても、特に不満は無かったし、逆に流行が一周して調度良かったくらいだった。
 でも、そんな私達姉妹と従姉妹にも、どうしても我慢できない欲求があった。それが芸能人大好き!とうことだった。小学生の頃、従姉が買ったアイドル雑誌を初めて見た時、完全に別世界を見た気分になってしまった。母や義叔母も、若い頃は近くでアイドルグループのコンサートがあると、早朝からプレイガイドに並んでチケットを買い、出かけていたらしく、見事に遺伝したみたいだった。
 でも、私達が中学や高校の頃なんて、アイドルが近くへコンサートへ来ることが殆どなくなっていた。
 だったら、こっちから行っちゃえ!と女四人が心を結束したのは、従姉と私が就職してからだった。そして、女四人が初めて出かけたコンサートが、今日も出かける人だった。不思議なことに、四人揃って他のアイドルのファンだった。でも、FCに入っていてもチケットが取れる訳ではないと言う“現実の壁”にぶつかった。そんな環境の中、初めて買えたお芝居のチケットを握りしめ、従姉の運転で上京。お目当てのアイドルでもなかったのに、全員が一目惚れしたのだった。
 それから暫くは週末になると、どちらかの家で女子会状態、お芝居の話をしたり、過去の出演ドラマのDVDを借りてきて、鑑賞会を開いたりもした。
 勿論、お芝居のチケットは買えても、コンサートチケットの倍率は高くて、暫くは買えない時が続いた。でも、その分、初めて買えた時はとても嬉しかった。
 そして今日も無事にチケットが買えたので、早めに行って安い駐車場を押さえたい、ただそれだけのことでもあった。結局、今回は、次の予定も決まっているので、一日だけ参加することにした。
 時々、国道沿いのドライブインで休憩を取りながら、予定通り夕方の早い時間に到着。少し時間を潰してから開場待ちの列に並び、入場した。前回は車の中で食べた夕飯も、今回は地下に広いロビーがあると分かっているので、そこで済ませた。夜食も勿論、従姉が持ってきてくれている。車の運転か、食料の持参のどちらかを担当することが、ルールになっていた。
 腹ごしらえが終わってから、客席へ向かう。設定年齢とは異なっていてもも“細雪”とよく勘違いされる。勿論、わざと四人で服装を揃えるので、勘違いされても仕方がないし、そんな質問を受けることも楽しい。今日の四人のポンポンもお揃いで、従妹が作ってくれたものだった。握り手の所に名入りの四角い根付けがついている。従姉と妹の結婚が決まったので、四人揃って出かけられるのも、残り少ないかもしれないけれど、今夜も楽しもう!と思いつつ、ピンクのポンポンを握りしめ、開演を待った。
 ふと左右を見ると、まだ開演時間まで、間があるのに、全員が握っているという事実に気づき、四人で笑った。

mokkon at 22:00│Comments(0) 妄想小説 

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